個展が終わり、早いもので2ヶ月が過ぎようとしています。

ブログに個展の様子を書こうとしたのですが、
リアルタイムで発信する手軽さはやはりInstagramやfacebook等のSNSには敵わず
長いこと放置してしまいました。
過去2回の個展はどちらもサンバがテーマだったので
サンバ仲間や、サンバ関係の方々が沢山来て下さいました。
今回は、サンバの絵は1点も無く
まして私の心の静かな部分…
と言っては聞こえが良いですが
はっきり申し上げますと、私の暗い面を描いた作品ばかりだったので
果たして世間に受け入れてもらえるのだろうか?
という不安を抱えたまま初日を迎えました。
結果としては、皆さんに好評頂き
通りがかりの人にも作品を購入頂けたりと、嬉しい出逢いもありました。
私の絵のタッチはどちらかと言うと可愛い雰囲気なので
女性誌での仕事が多いこともあり、女性には好まれても
男性にはさほど興味を持ってもらえないだろう。と思っていました。
なので今回
複数の男性に作品をお求め頂いたことは、驚きと共に大きな自信につながりました。
昭和の、ド根性世代で育ったので
繊細だったり、臆病だったり、気にしいな面は
弱点・悪い事=ネガティブに言われてきました。
20代の誕生日に
この本をプレゼントされたこともあります。

今でこそ「HSP」や「繊細さん」という言葉が認知されつつあって
みんな違ってみんないい。
という風潮になりつつありますが
それでも、ド根性教育で育った私には
それを開示することに、大きな恐怖がありました。
サンバやブラジルは、それそのものがもともと素晴らしいものなので
私の絵がどんなにつたなくても、胸を張って
「いいでしょ!サンバってこんなに素敵なの!」と言える自信がありました。
そのサンバという後ろ盾がなく、裸の私を表現することに
怖がっていたのは、私だけだったこと。
今回の個展は、イラスト人生にとって大きなターニングポイントになりました。
足をお運び下さった皆様
たくさんの差し入れ、手書きのお手紙(泣いた)、お心遣い、ありがとうございました。
ギャラリーの雰囲気を少しですが...


個展が終わり、お買い上げ頂いた作品の発送も終わり
今、一息ついて、次の個展に向けての構想を練っています。
(テーマは決まりました)
次回はもっともっと、イラストの精度を上げていきたいという思いが強く
ハードルの高い挑戦になりそうです。
また決まりましたら、Instagramやこのサイトでお知らせ致します。
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